尽くし過ぎは不仲の原因

献身的であるのは良いことだ、というのが世間一般の考えです。しかし男女、特に恋人や夫婦間においては当てはまりません。それどころか、尽くされることがストレスになり、かえってギスギスしてしまうこともあるようです。互いにほど良く心の距離を保てるようにするには、愛の表現方法について気をつける必要があるでしょう。

世話を焼くのは逆効果?

世話を焼き過ぎると愛想を尽かされるようです。女性の場合、家事も性生活も奉仕する方が良いという風潮がありますが、実際は尽くすことは必ず好感度アップにつながる訳ではありません。あまりにも自己犠牲的だと、対等な相手として見てもらえなくなるそうです。

しかも身の回りのことをやって貰ったり、性生活において気持ちよくして貰うことが当たり前になってしまうと、愛する努力をしなくなってしまうでしょう。男性の側も同じことが言えます。家のことも平等にやった方が良いというのは確かですが、飽くまで相手の分の仕事を奪わない範囲で、という前提を忘れてはいけません。仕事量は多過ぎるとストレスになりますが、少な過ぎても一日の充実感を奪うことになります。

大事なのは互いに表情や言葉からどの程度尽くすのがベストかを読み取ることです。押しつけにならず、かといって任せ過ぎないように、コミュニケーションを取ってパートナーとの相互理解を深めましょう。

不満を表すことも時には必要

いつでも笑顔で相手のことを考えるようになると、知らずストレスが溜まってしまいます。はじめは相手を喜ばすためにやっていた行為も、段々と形だけが残り気持ちは置いてけぼりになるでしょう。結果起こるのがセックスレスや、些細なことからケンカに発展するといった事態です。

息苦しくない共同生活を送るためには、時に不満を伝えることも必要でしょう。普段の生活はもちろん、ベッドでも嫌な時はしっかりと口に出しましょう。自分のことを本当に大切に思っているパートナーならば、きっと理解してくれます。

現代では給料や安定性よりも性格や性の相性が評価されるようになり、少しでも相手に合わせようと尽くす人も増えました。しかし気に入られよう、喜ばれようと思いを募らせるあまり、献身的に成り過ぎ相手にストレスを感じさせてしまうこともあります。不満をぶつけあうこと、自分と相手の短所を知って仲が深まることもあるので、時には感情をぶつけた方が良いでしょう。理想と現実は違うと誰もが分かっています。大切なのは、出来ないことも含めて互いを理解することではないでしょうか。